アダルトチルドレンやアスペルガーなど発達障害の方にとって、電話だけでも得意になればと思うかもしれませ
ん。現実問題として、電話が苦手な方には2つのタイプがあります。
1.もともとコミュニケーションが苦手なので、電話も当然のように苦手科目。
2.電話するときに緊張してしまい、うまく話せない。
商品売買に関する複雑な手続きや、書類の処理といった業務ならむしろ得意な方も、電話の応対だけは苦手とい
うケースもあります。特に会社で電話を受ける場合は「人に見られている」「人に聞かれている」と思うと、緊
張してしまいアタマが真っ白になってしまいます。
かといって、苦痛なのでなるべく電話にでないようにしていると、上司や先輩に注意を受けます。電話の呼び出
し音が聞こえると、目の前の仕事も手につかないようになってきました。
2.に該当する方の多くは、失敗体験が過去にあって、少なからず電話への苦手意識を持っているといえます。
ビジネスマンとして「電話応対」が苦手だと考える人は、昨今急激に増えてきていると言いますが、これは学生
時代などに家庭や友人との会話が減少していることが影響しています。特にゲームが盛んになってから、若年層
に顕著なようです。
これらの場合は電話応対マナーが未熟だったり、きちんとできていないために恥ずかしく不安な気持ちになって
しまうことが原因で、ある程度ビジネスマナーの基本を身に着けることで着実に苦手度は下がります。
私たちが「電話」から遠ざかりたくなる大きな原因です。
ところが、1.に該当する場合は原因が発達障害やアダルトチルドレンに起因することが多く、上記のような対
応ではなかなな上達しません。表面的なテクニックもさることながら、「感情」や「文章のつながり」が理解で
きないケースもあるからです。会話教室などに通っても、基本中の基本ができていないのですから伸びることは
難しいと思います。
今まで会話スクールに通ってみたが、成果が出ないという方はぜひミュゼをお訪ねください。