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ACのカウンセリングとSSTはミュゼ・アルディ

HSPの改善Hsp

ハイリー・センシティブ・パーソンとは

HSPは近年急に出てきた言葉で、ハイリー・センシティブ・パーソン(カンタンに言いすぎるととてもナイーブな方)の略です。心理用語の例にもれず、5人に1人がHSPであるとも言われています。つまり、約20%の方がHSPの特性を持っているとなっています。

20%もの方が該当するなら、フツウということじゃないかというツッコミはさておき、HSPの特性は、五感(の一部)が鋭く、他者の言動や感情を敏感に感じて相手に対して過剰に感情移入してしまう、周囲の音や臭い、光などを敏感に感じて集中を削がれてしまうということがあります。自分自身でコントロールできないものが多いため、これらの特性を持つ方の中には、日常生活だけで気疲れしてしまい、生きづらさを感じる方もいます。

また、HSPは生まれつきの特性(=気質)であり、一部を除けば性格のように環境によって変わったりするものではなく、病気でもありません。病気ではないため、根本的な治療法は存在していないのが現状です。当相談室ではHSPのうち音・光については光過敏症・聴覚過敏症としてとらえています。この場合は、トレーニングでの対応はできません。

また、感情移入の強さはHSPではないケースも多く、依存症や不安症の改善と同じだと考えられるものも多数存在します。ネット(ずいぶん範囲を広げて記載されています)を見て「私はHSPだから仕方がない」とあきらめず、ぜひ一度お越しください。改善されている方もたくさんいらっしゃいます。

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HSPには以下のように4つの特性があるといわれています。4つの特性が揃っていることがHSPの定義になるため、どれか一つでもあてはまらない場合、別の病気や気質の可能性があります。(マスマス理解できにくいですね)

1.処理の深さ

何事もスタートが遅く、あーでもない・こーでもないと考えてしまうので、行動するまでに時間がかかりますが、没頭して物事を調べる特徴があるため、知識が深くなる傾向があります。また、社交辞令やお世辞に対しても深く考えるため、裏にある真意をすぐに(間違ったままという場合も含めて)気付いてしまいます。

2.ナイーブな感覚

相手の気分や言動がなんとなく気になったり、映画やネット上の情報・音楽・書籍などに深く影響を受けるため、フツウなら何でもない事柄に感激したり落ち込んだりして、不安定な気分になります。

3.過共感性

共感能力が高いので、映画などの登場人物に感情移入して喜んだり悲しんだりします。また、人が怒られていると自分も怒られているように感じ、気分が落ち込んだり、傷ついたりします。たとえば、職場で他人が怒られていただけで、自分も怒られているように感じます。

4.高すぎる感受性

冷蔵庫や時計の音などの生活音が気になったり、夜間少しでも明るいと眠れない、また人の体臭や口臭に敏感に反応してまったりと、日常生活の些細なことが気になってしまい、集中するべきところで集中ができなくなることもあります。


このように、HSPはいろいろな場面で刺激を「とても強く」受けてしまうので、一般の方に比べてエネルギーを使ってしまい、脳が疲れて生きづらさを感じる原因になります。

また、うつと同様「眠れない」「疲れやすい」「気分が落ち込む」「自信が持てない」などのような状態が日常生活で継続することもあるので、うつ病ではないのかと感じる方もおられるかもしれません。こちらは、SSTで改善可能なものですが、他の条件とも関連しますので、ぜひ一度ご来室ください。


うつとHSPは、医学的に全く異なるものと考えられており、一番の違いは、その不調の症状が先天的なものか後天的なものなのかです。実際には、幼いころの記憶が鮮明ではありませんので、よく分からないこともあります。


株式会社ミュゼ・アルディ山手心理相談室(本町相談ルーム)


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