セカンド・オピニオンは、直訳すれば「第二の意見(他者の意見)」ということになります。医療機関で治療
を受ける際に、たとえば「診断名はこれで良いのか」「手術や服薬のどれが適切な治療法なのか」という点を
主治医以外の医師の意見を聞き、参考にすることを指します。
身体の病気になった場合、患者は医療機関を訪ね、医師は自分が最もよいと思う方針を勧めます。とこ
ろが、その意見(診断)に疑問を感じたり、ほかの治療法も確認したい場合には、別の立場の医師から
も意見を聞けば、具体的な比較ができ、より納得できる治療法を患者自身が選択できます。
つまり、なぜセカンドオピニオンを受けるのかといえば、自分にとってベストの治療を受けたいという意思があ
るからです。
ところが、こころの病気(症状)はどうなのかといえば、他のページにも記載している通りで、クライエント
(お客様)が自分自身の状態を自己判断し、それぞれ「催眠療法を受けてみよう」「とりあえず心療内科に行っ
てみよう」「認知行動療法やEMDRの効果が高いらしい」などという認識だけで施術や治療を受けているといっ
ても過言ではありません。夫婦問題については特に差が激しく、最近よく言われる「カサンドラ症候群」が理解
できるところは(看板は掲げていても)とても少ないようです。
こころの問題・ご夫婦の問題も、身体の病気と同様まずお二人の症状(病気なのかそうではないのか)を判断し、
最適なトレーニングを受けることが大切です。
ミュゼでは、ご来室いただく方へのインフォームド・コンセントに加え、よりよい治療法をお客様ご自身が選択
できるように、セカンドオピニオンを積極的にお勧めしています。当社のSSTはコミュニケーション改善を中心
にしていますので、どなたでもOKというわけではありません。(申し訳ございません)
成人の方で、中学生以上の学力をお持ちの方が基本となります。スキルトレーニングはある程度長期間にわたり
ますので、何のために・どんなことをしているのかをご理解いただけない場合は対応できないということになっ
てしまうからです。
次のようなケースで、選択に迷われた場合はぜひご一報ください。
・「夫婦は仲良くすべき」だと言われてしまった。
・「それはあなたが悪い」と言われてショックを受けた。
・そもそも何を話したら良いのかわからない。
・3ヶ月で回復するといわれたが、まだ良くなった気がしない。
セカンドオピニオンご希望時間 | セカンドオピニオン料金 |
1時間以内 | 6,000円 |
2時間以内 | 10,000円 |